2017年10月25日

 

「一般社団法人 HSPプロジェクト研究所」設立に関するプレスリリース


TV出演多数のバンダナ先生がヒートショックプロテイン(HSP)を広めるために立ち上がる!

健康寿命に注目が集まる昨今、健康の見張り番として予防医学と健康管理へのカギとなるヒートショックプロテイン(以下HSP)の存在と効用を多くの人々に知らせ、科学的に実証、研究する目的で、「一般社団法人HSPプロジェクト研究所」(以下、HSPプロジェクト研究所)を設立します。(2017年11月7日設立登記予定)

 HSPプロジェクト研究所は、HSPを単なる健康補助要因としてではなく、医療、看護、介護、スポーツ、家庭生活、老化の分野以外にも、ペット、食材など多くの分野に適用可能であると捉えており、広く世間へのHSPの認知を促進して行く事で、健康生活の向上への一助となると確信しています。

 

 

■ ヒートショックプロテイン(HSP)とは

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

HSPとは、Heat Shock Proteinの略であり、熱を始め様々なストレス条件下に発現する、細胞を保護するタンパク質の一群です。HSPは1)生体防御作用(特にストレス防御)、2)免疫増強作用、3)抗炎症作用、4)タンパク質の介添え役(分子シャペロン作用)の生理作用を有することから、その効用は多分野に渡っています。

 

 

■ 設立の背景

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

昔から、「体を温めなさい!」と良く言われてきましたが、何故体を温めることが良いのかその科学的根拠は明の1つであることを多くの研究実験から確証しました。ストレスを防ぐ、免疫力を高めるという健康のらかではありませんでした。我々は、温熱療法の研究から、体を温めると増加するHSPがこの科学的根拠2大柱を有するHSPは正に我々の健康の見張り番であり、我々生き物がストレスから身を守り、生き延びるために備えている最古のサバイバルシステムと考えます。HSPを研究の場から、実生活の場に取り入れ、多くの人に活用してもらうことこそ真の研究の役割と考えています。

 

生活が電化、自動化していく中で、忘れ去られつつある人が持つ本来の治癒力を日常生活に活用するため、HSPの存在を多くの人に広め、生活(加温生活)、健康(加温健康法)に取り入れる活動を推進する必要性を感じています。また、HSPの普及は、高齢化社会での医療費削減に大きく貢献すると考えます。

 

 

■ 研究所の主な目的

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  • 温めること(加温)が人および多くの生き物にとって健康につながること、およびその科学的根拠であるHSPの普及・研究をする。
  • 加温によって増加するHSPが人および生き物にとって自身の治癒力を高め健康維持・予防医学そしてがんを始め様々な疾患の治療につながることを普及・研究する。

日本文化でもある入浴を継承すると共にHSPの発現を促進する健康的な入浴法を検討する。また、加温に関する生体情報、疫学調査の新しい情報を提供する。

 

 

 

■ 研究所の主な事業内容

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

  • HSPの普及および加温(癌治療におけるマイルド加温療法を含め)、体温、健康に関する情報の提供。

  • HSP、加温、体温、健康に関する刊行物の出版。

  • HSP、加温、体温、健康に関する講演、TV・ラジオ出演などメディア活動

  • HSP、加温に関する受託研究

  • HSP入浴法の普及・研究

  • マイルド加温療法に関する普及・研究

 

 

■ 理事会

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

<理事長 伊藤要子 ご挨拶>

 

 

研究者から発信され、今やほとんどの人に知られている科学用語である“活性酸素”。

 

ポスト活性酸素として私たち研究者から発信する、ヒートショックプロテイン(HSP)は、我々を健康に導く21世紀の救世タンパク質です。そのHSPの認知度を高め、多くの人に日常生活の中で活用してほしいと密かに願ってきました。この“密かに”を一般社団法人の設立を機に“公”にして活動していきます。

 

 HSPは、医療(病気の予防・治療・特にがん治療)、看護(褥瘡治癒等治癒過程、介護)、スポーツ(疲労回復、成績向上、コンディショニング)、家庭生活(美容、ダイエット、低体温、風邪予防)、老化(長寿、アンチエイジング、認知症)、動物(ペットの健康)、食材(鮮度、保存)などの多分野で効果を発揮し、このように多くの効果をかなえてくれるタンパク質は類を見ません。また、殆どの生き物がHSPを備えていることから、“野菜の50℃洗い”による野菜の鮮度維持、ストレスに耐える品種改良、種々な養殖の感染防御など――その他起用分野は限りがなく、夢と可能性を秘めています。

 

 まず第一に、人々が自分の体の中に自分を健康にするHSPが存在し、自分で増やすことが出来ることを知ってもらうことが急務です。よって、HSPが正しく伝わるよう、普及活動に努めます。

 

各個人が自分の生活にHSPを取り入れて(加温生活)、病気になる前に自分で防御・治癒に活用すれば、自分の健康に役立てる手段(加温健康法)となります。それは自ずと医療費の削減にもつながります。

 ぜひ、多くの分野の人々にHSPに興味を持って頂き、多分野からの参画をお待ちしております。

 

 

伊藤 要子 

略歴 : (一社)HSPプロジェクト研究所代表理事 所長. 医学博士。

1972年名城大学薬学部薬学科卒業後、名古屋市立大学医学部にて医学博士学位取得。1985年~86年人工心臓で世界的に有名なアメリカ「クリーブランド・クリニック」に留学。愛知医科大学医学部泌尿器科准教授を経て、2012年より修文大学健康栄養学部管理栄養学科教授に。1995年 日本ハイパーサーミア学会優秀論文賞受賞。日本ハイパーサーミア学会代議員、学会認定指導教育者。日本温泉気候物理医学会理事、国際個別化医療学会顧問。薬剤師、臨床検査技師、第一種放射線取扱主任者。バンダナ先生として知られ、世界一受けたい授業、ためしてガッテンを始めTV情報番組に多数出演。