バンダナ先生・伊藤要子のブログ


No.20180606 良く頑張ったねがん缶バッチ(略して、がんばっち)

バンダナ先生は普通のおばさんで、何か特別なパワーや超能力があるわけではありません。

未来が読めたり、スプーンを曲げたりできません。

正直、パワーがあったら、患者さんに正しい方向性を示してあげられるのにと思い、

少しだけ(ちょっと能力)、患者さんのためのパワーがほしいです。

そんなわけで、現実的には何の超能力もないバンダナ先生にできる事、第一弾企画!

 

すべてのがん患者さんへ 

「良く頑張ったね がん缶バッチ」と「表彰状」の無料プレゼントです。

 

愛知医科大学在職中には、体を温めることによって増加するヒートショックプロテイン(HSP)の生理作用(①ストレスを防ぐ、②免疫力を高める、③炎症を抑制する、④タンパク質を介助する)を研究し、HSPを増加させる「マイルド加温療法」、「HSP入浴法」 を確立しました。特に、HSPの免疫増強作用は、正にがん患者さんに必要な 「がん免疫」 を高めることから、様々ながん治療とマイルド加温療法を併用させ、がん治療に貢献してきました。

 

愛知医科大学、そして現在活動している船戸クリニック(岐阜県養老郡養老町)で、マイルド加温療法で出会った多くのがん患者さんを通して、バンダナ先なりに現況を垣間見てきました。

 

がん患者さんご自身の命あることへの感謝と共に、誰にもわかってもらえない辛さ、家族への申し訳なさを抱きつつ揺れ動く不安でいっぱいの日々。また、ただ生きているのではなく、多くの人に生かされている自分を知ることも。そんな複雑な思いを抱きつつ、ついネガテイブ思考に陥ってしまいがちながん患者さんに、「良く頑張ったね」とごほうびのバッチと表彰状をプレゼントしたいと考えました。

 

大人になって、「表彰状」をもらうことも殆どなくなり、

ましてや、がんになって、「表彰状」をもらうなんて、-------

 


いいえ、貴方は、良く頑張っています。それは表彰に値します。バンダナ先生には良くわかっています。

 

 


  がん缶バッチは、写真に示したように、金・銀・銅の3種類。自分では、結構上手くできたと自画自賛!

 

がん患者さんに身につけて頂いても、けっして他のカンバッチに引けを取らない荘厳さがあります。

 

控えめに、バンダナ先生の似顔絵が描かれており、いつもがん患者さんを見守っています。

 

大きく、1年生(銅)、3年生(銀)、5年生(金)と書いてあるので、がん患者さんどうし、バッチの色

 

と数字を見れば、がんになって何年目の方かすぐわかります。

 

 

 

どこかの神社で御祈祷してもらおうかと思ったのですが、少々、目的が違うので、やめました。

 

そこで、毎日、3回(朝・昼・夜)、がん缶バッチをハグすることにしました。

 

-----がん缶バッチには、がん患者さんにもらっていただき、「大丈夫だよ」 とがん患者さんを見守ってあげるよう、

良く言い聞かせております。身につけていただけば、きっと 「ほっこり」 していただけると思います。

 

がん缶バッチ達は、皆、がン患者さんのもとへの旅立ちを待っています。是非、多くのがん患者さんの応募

 

をお待ちしています。

 

 

応募は、がん患者さんご本人だけでなく、ご家族の方、ご友人の方からのプレゼントとして応募していただいて

もかまいません。

 

  がん缶バッチの応募は、がん患者さんの自己申告です。

 

  がんと診断されてから、3年未満は銅賞(銅がん缶バッチ)、3年以上で5年未満は銀賞(銀がん缶バッチ)

5年以上で10年未満は金賞(金がん缶バッチ)、10年以上は特金賞(金がん缶バッチ2個)となります。

 

 

また、がん患者さんは積極的に「がん缶バッチ」を身につけて頂き、「大丈夫」という存在感を発信してください。

さらに「がん患者さん同士の情報交換」や「コミュニケーション」の一助になればと願っています。

 

 

 

つきましては、がん患者の皆さんに、お送りするがん缶バッチの種類、送り先等答えていただく下記のアンケートにお答えいただき(コピー、プリントできない場合は、1~18の回答だけ送っていただいてもかまいません。9以降は自由記入です。)、郵送・FAX・メール等で (一社)HSPプロジェクト研究所 伊藤要子 宛送ってください。無料で「がん缶バッチ」と「表彰状」をお送りします。

 

 

ダウンロード
がんばっち申し込みアンケート用紙
がんばっちをご希望の方は、こちらのアンケートをダウンロードし、必要事項をご記入の上、下記の宛先、またはFAX、メールにてお送りください。
図20180606-アンケート用紙.pdf
PDFファイル 452.8 KB

それでは、多くのがん患者さん、または、そのご家族、ご友人からの多数の応募をお待ちしています。

No.20180414「一人静とアポトーシス」

先回のブログのサルコペニア(加齢に伴う筋委縮と筋力の衰え)でお話ししたように、年を取ると、筋細胞がアポトーシスという細胞の死に方で死ぬので筋細胞の数が減り、筋肉が細くなります。これは、筋肉が傷害・破壊されて筋細胞が死ぬのではなく、年齢が来て自然に死んでいくのです。

実は、細胞の死に方には、大きくアポト-シス壊死2通りの死に方があるのです。

 

オタマジャクシがカエルになる時、尾っぽは自然に無くなります。

夏に青々としていた葉っぱは、秋になると枯れて、自然に散っていきます。

 

確かに自然に尾っぽの細胞が死に、自然に葉っぱが枯れて死ぬのですが、実は、ちゃんと、 “カエルに変態する時に死ぬ”、“秋になったら死ぬ”と細胞が死ぬ時期はプログラムされているのです。

(動物が成長するときに、このように体がかわっていくことを変態と言います。)

自然に細胞が死ぬように見えますが、実は、細胞が「何回分裂したら死ぬ」とプログラムされているのです。

このようにプログラムされた細胞の死をアポトーシスとかプログラム細胞死と言います。

先アポトーシスでは、図のように、細胞は縮み、細胞が断片化され、小さな粒粒になります。その粒粒は、貪食細胞(マクロファージ)が、貪食(お掃除)してくれるので、跡形もなくなり、その細胞の部分がポッコリ穴が開いたように見えます。決して隣や周りの細胞に迷惑をかけることなく、「一人静」に死んでいきます。

はっきり言って、きれいな死に方です。

 

私達は約60兆個の細胞からできています。細胞の「死」は、私達の体の中では、日常的な出来事です。

「生きる」ということは、「死」を上手く取り入れるということです。

生きるべきか、死ぬべきかそれが問題だ。--その答えは既にプログラムされている

 

長く生きて年を取った細胞は、いろいろな異常・傷害が溜まってきます。

よって、身体が正常に生きることを維持するために、古い細胞を除去」します。

この除去するメカニズムがアポトーシスです。

(温熱療法で細胞が死ぬのも、アポトーシスです。)

  一方、火傷や外傷のように、高熱で細胞が破壊されたり、細胞が傷ついて死にいたる細胞の事故死壊死と言います。

 

熱や圧等がかかり、細胞が受動的に死ぬ壊死では、図のように細胞は膨らんで破裂します。破裂すると細胞の中から様々な酵素や炎症性物質が流出し、周り一帯の細胞が炎症を起こしたり、酵素で分解されたりと被害を受けます。

よって、破裂して壊死した細胞の周り一帯が壊死地帯となります。

 

「安全地帯」、そんなロックバンドがありますが、まったく違う「危険地帯」です。

はっきり言って、周りの細胞は、大きな迷惑です。

 

**二人静 両口屋の和菓子に「二人静」という干菓子があります。1箱入りは「一人静」かと思っていたら(通常は2箱入り)、1箱でも「二人静」でした。でも、疲れた時に、1で、「二人静」を口に含むとシンプルな甘さで「一人静」にホットします。やっぱ、「一人静」ですね。二人では静かになれませんね。

 

 -------最近は学生にも聞いてもらえず、ダジャレは、ブログで排出!

(両口屋の「二人静」の名称は、正しくは、花の名前からつけたようです。)

 

 

花としては

「一人静」は、試験管を洗うブラシみたいで、実験の器具洗いを思い出します。

「二人静」は、2つに分かれた1本と1本が、ちょうど良い距離をおいて慕い合っている感じです。

 交わらないとこがいいですね。やっぱ、恋愛もある程度距離おいたほうが、いい感じですよね。

(試験管ブラシ) 


「一人静」 野の花のお気楽日記より

「二人静」 季節の花300より


No.20180407「散歩と筋トレは赤と白の関係」

散歩だけでは、筋力は鍛えられない!(浦島太郎からの修正版)

 

 せっかく、景色の良い自然公園の一角に研究所をかまえたのだからと、引越し以来できるだけ、

すぐ近くにある木曽川の堤防をジョギングすることにしました。“できるだけ”が厄介なのです。

 

 つい、忙しくて、時間がなくて、---と理由をつけて自然消滅してくことが多いからです。

 そこで、継続できる対策として、息子に、母の日にスニーカーをプレゼントして貰うことにし

ました。

 

 プレゼントですから、使わないと申し訳ないので、使います。もうすぐ1年になりますが、わり

と継続してます。

 

 また、スニーカーがすごく履きやすく(写真)、とても気分良く走れます。

 

 最初は走ってましたが、徐々に、鶯との口笛でのバトル、雑草や木々、夕日、雲、川の流れ、

岩肌、---など見ながら歩くようになり、今では、思い出したように走っています。

 

 さて、皆さんは、魚は、赤身(赤筋)が好きですか、白身(白筋)が好きですか。

 

 筋肉の分け方には、自分の意思で動く骨格筋、自律神経の支配で動く平滑筋を「No.20180316

ウグイウとシナプス」で説明しましたが、実は、骨格筋には、赤筋と白筋があります

 

 赤筋は、遅筋とも言い、収縮速度が遅く瞬発力は劣るが、血管(血液)やミトコンドリア(エネル

ギーを作る)が多い(赤く見える)ので、疲労しにくく持続力に優れる。魚ではマグロやカツオで、

運動ではマラソン選手に多い。

 

 白筋は、速筋とも言い、素早く収縮し、瞬発力に優れるが、血管(血液)やミトコンドリア(エネ

ルギーを作る)が少ないので、持続的にエネルギーができず、疲労しやすい。魚ではヒラメやタイ、

運動では重量挙げ選手に多い。

 

 マッチョは赤筋かと思いきや、白筋です。あのマッチョの力コブは長持ちしません。女性諸君、

ムキムキマンに惑わされてはいけません。瞬時の愛より、持続の愛です

 

 竜宮城のタイやヒラメの舞踊りは白筋です。タイやヒラメは疲れやすいので、あのタイやヒラメの舞踊りはすぐ終わります。男性諸君、終わったら、すぐ地上(自宅)に戻りましょう。そうすればお爺さんにならなくてすみますよ。(浦島太郎より)

 

 お母さんで言うと、飛び出す子供を素早く追っかけるに必要な速筋と、子供をずーとダッコする

に必要な遅筋。赤・白、どっちが強いというより、それぞれの役割があり、どちらも必要です。

 

 さて、若い時は、良いのです。でも、年をとると骨格筋が痩せ衰えます。筋肉の痩せには、2通り

あります。

 

1.筋繊維(筋肉は筋細胞である筋繊維が多数集まって出来ている)の数が減る(筋細胞が死ぬ)

 筋繊維の数は20歳の時約65万本ですが、80歳になると32万本と約半分に減少します。

(枯葉のように、時期が来ると枯れていく死に方をアポトーシスといい、筋細胞もアポト-シスで死ぬ)

 

2.筋繊維が萎縮する(やせて細くなる)。筋繊維中のタンパク質が減るので筋肉が細くなる。

 特に、老化によっておこる筋萎縮症をサルコペニアといいます。

 

 歩幅は狭くなり、歩くスピードも遅くなります。よって、なにかの病気でベットでの生活が長くなると、立てなくなり、そのまま寝たっきりの状態になってしまう恐れもあります。

 

 老化に伴う1.(筋細胞死)と2.(筋萎縮)は、特に速筋に選択的におこります

 

 よって、高齢者では素早い動きができなくなります。----お年寄りをせかせてはいけません! 早く

動作できないのです。誰でも年を取るのです。 

 

 しかし、1.(筋細胞死)と2.(筋萎縮)は、筋肉を使用することである程度防ぐことができます。

 

 そこで、遅筋しか使わない散歩等の軽い運動だけでなく、筋トレを取り入れて、速筋を鍛えること

が、サルコペニアの予防には重要です。すなわち、散歩+筋トレが必要! 

 

 散歩だけではだめ、ペットボトル(カラではダメです、水を入れてください)の上げ・下げ、腕立て

伏せ(孫のダッコに必要)、グーパー(両手を握る・開く:ペットボトルのふたの開閉に必要)、腹筋・

足あげ運動(ウンコするときのふんばりに必要)、スクワット・つま先立ち(しっかり立つのに必要)、

等----もしましょう。

No.20180321「オシッコいろいろ」

ウンコの話の次は、やっぱり、オシッコでしょう!

 

 食べかすはウンコになって排泄。

 食べて吸収した三大栄養素の糖質、脂質、タンパク質は、血液中に入り、最終的には炭酸ガス

(CO2)と水(H2O)と尿素になって排泄されます。炭酸ガスは呼気から、水と尿素は、オシッコか

ら排泄されます(汗としても排泄)。

 

 私達、哺乳類はタンパク質から出た窒素を、そのままのアンモニア(NH3,有害)としてではなく、

肝臓で変換して尿素としてオシッコから排泄(これをオルニチン回路という)します。しかし、魚は、

そのまま有害なアンモニアとして排泄します。

 

 アンモには有毒なので魚は死んでしまわないのかと思いきや、

 魚は、川や海に住んでいる。すなわち、周りは一面の水、水、水、------。

 海は広いな、大きいなです。

 

 そう、いっぱいある水中に、魚が少しアンモニアを漏らしても(排泄しても)、しっかり水で薄ま

って、毒性はなくなります。

 

 だから、魚はいらなくなった窒素をそのままアンモニアとして排泄出来るんです。

 

 魚はいいな、好きな時にオシッコできて。トイレに行かなくていいし、オネショもないし、おむ

つしなくていいし(結構、子供のおむつ取れる時期って大変なのです)。

 

 こんなこと良くないけど、子供の頃、プールで遊んでいて、オシッコをちびったりしたことはな

かったですか?

 

 しかし、人は、アンモニアのままだと、血液にのって全身に広がり、まずは脳が傷害を受け、

意識がなくなり、死んでしまいます。

 

 死んでは困るので、このアンモニアを肝臓で尿素に変えて無毒にして、オシッコに排泄する。

賢い!生きるための手段です。

 

 ところが、尿素を捨てるには、大量の水が必要です。

 

 鳥たちにとっては、オシッコするために、大量の水を持って、飛ぶことはできません。

 水は1mlが1gですから、重くなってしまうわけです。

 体重が重い鳥は、上手く飛べません。

(人がもし鳥のように飛べたら、太った人は飛べません!食べ過ぎは飛べない!)

 

 そこで、水分量を減らすために、尿素ではなく尿酸という固形物にして排泄します。

そうすれば、水分はほんの少しで済みます。

 ここからは、私の推測ですが

 

 完全に固形物にすると、肛門(正確には排泄孔)から出す時に、肛門が痛くて痔になってしまう

ので、少し柔らかめにして他の不要の食べかすと一緒にしてオシッコ・ウンコ、いや、ウンコ・

オシッコかな、として排泄するのではないかと思います。

 

(鳥は総排泄孔と呼ばれる一つの穴から、糞と尿を同時に排泄します)

 

 鳥の痔ってあまり聞いたことがないので間違いかも、そういえば、痔鳥っていますよね。

—いや、あれは、地鷄でしたね。

 

 痔鳥と間違え地鶏と自分を自撮りする----じどりのダジャレでした! 意味不明。私、こう見

えても、ダジャレ得意です。

 

 講義中とかに、思いついたダジャレを言うと、学生たちに、“先生、意味不明”とか、理解し

てもらえず、がっかりでした。

 

 これは、私の生々しい鳥のオシッコ・ウンコの発見のお話です。

 

 白鷺が飛び上がって上昇していく時、白い物体(うんち混じりのおしっこ)を出して飛んでいく

のをはっきりと見ました。その白い物体が落ちた場所まで走って行って、それが白鷺のオシッコ・

ウンコ、確かに、尿酸の白い結晶確認!

 

 こんなリアルな経験は、めったにない、感動でした。あまりの感動に、その日の講義で、学生に

この事件を話したのですが、全く、感動しない!

 

 私的には、白鷺は、気品があって、優しい優雅な鳥のイメージだったのですが、飛びながら、

オシッコ・ウンコをする白鷺とは、イメージダウンでした。鳥では普通の事らしいのですが、

せめて、着地するまで我慢して、草むらで密かに済ませてほしかった。

 

 

No.20180318「ウンコと下痢と大腸がん」

振り向けばウンコ

 

 子供の頃、面白がって「ウンコ」と言っては、キャッキャ笑って、走りまわったものです。

 最近では、ウンコドリルなどもあるようです。

 

 しかし、高校、大学、と大人になると、恥ずかしくて誰も言わなくなり、興味もなくなります。大学での

講義の時でも学生に、自分でしたウンコは、必ず振り返って見るように ---振り向けばウンコ! と教えるの

ですが、なかなか実行する学生はいません。(しっかりうんこを見つめると、消化されなかったコーンやひじ

き発見、結構、消化されにくいものとか、排泄時間とか、わかるものです。)

 

 しかしです。ウンコからは多くの健康情報が得られるのです

 

1)黒いウンコ:腹黒いからではありません。消化管の上部(十二指腸など)で出血があると、消化管を下っ

てくる間に血液が酸化され黒くなるからです。---十二指腸潰瘍などの疑い、そのほか、ウンコの色で腸内細

菌の状態もわかるようです。

 

2)赤い綺麗な血液がウンコについていれば出血部位は近い。----痔、直腸からの出血の疑い。

 

3)大腸がんのサイン:大腸がんは自覚症状はなく、進行してくると----血便(血液が混じった便)、下血

(校門からの出血)、便が細くなる、下痢・便秘を繰り返す、残便感があるなどの変化

 

 日本うんこ学会という非営利団体もあるようです(私は、会員ではありませんが)。

 

 ちなみに、長男は、中学の時、授業中にウンコがしたくなったのですが、恥ずかしくて言えず、ずーと

ウンコを我慢し、とても苦しかったらしく、高校は絶対男子校へと。授業中でも「先生、クソ」と言って、

ウンコに行けたそうです。次男は、「母さん、あの有名県立高校は、勉強ばっかりで、ノイローゼになる子

もいるのに、そんな高校に僕を行かせる気か」と言われ、楽しく過ごせる男子校へ。

 ここから、全く話はかわりますが、私事です。

 

 私は、結構、腸内細菌は多いと自負しています。

 少々腐りかけていても、大丈夫、下痢しません。

 

 そして、時々、これは“やばいかな”というトウフとかあると、よし、“腸に賭けてみよう“ と食べて

みます。(さすがに、臭いもあり、明らかに怪しいと言う時は、食べません)

 

 なんともなかった時は、“やったー、腸内細菌の勝ち” と、密かに自分の腸の強靭さをちょっと自慢。

 

 負けた時はトイレに駆け込み、腹痛と下痢で唸りながら、“もう、こんな賭けはしません”と神様に誓います。

 みなさんは、絶対、真似しないように!

 

 結構、辛いです。

 

 さて、ここからが重要です。恥を忍んで私の下痢談をお話したのは、次のことが重要だからです。 

 

 図のブリストルスケールにもあるように、下痢の泥状便、水様便は、90%が水分です。殆ど水です。

 ですから、下痢が続くとき、大量の下痢の場合は、大げさに言えば、水が肛門から出たということです。

 

 よって、失った水分の補給が重要ということです。(貴方のウンコは、何番ですか?)

 

 特に、赤ちゃん、幼児の場合、下痢なのだから水分を取るとよけい下痢になりそうと思って、水分を控え

るお母さんがいますが、反対です。体の80%が水分の赤ちゃんにとっては(大人は60%が水分)、下痢での水

分損失は大きく影響します。

 

 水分が少なくなれば、熱も高くなり、高熱になれば、熱に弱い脳の細胞が障害されることもあるのです。

 赤ちゃんは、病気になるとぐずって、水やおっぱいを飲みません。そんなときは、すぐに病院へ行って、点

滴で水分補給をしてもらいましょう。

No.20180317「イモムシは、えらい!」

感動、イモムシには腸内細菌はいないらしい。

 

 最近、人の腸内、肌、口腔内、子宮内に存在する常在菌の乱れが健康状態に関わることが明らかとなり、

それらの微生物の集まりを解析して、薬や食品、健康検査等に応用するベンチャー企業が続々誕生している

そうです。

 

 例えば、人の肌に常在するバクテリアと肌の状態、健康や疾患の関係に注目し、皮膚からの分泌物である

皮脂を餌とする肌の常在菌の平衡状態の解明し、疾患や健康状態、スキンケアをモニターするキット、

S-Kinがあります(株ワールドフージョン)。 その他にも、子宮内の常在細菌と妊娠の関係、肌と口腔内常

在細菌の関係など解析が進んでいるそうです。

 

 しかし、なんと言っても今や、腸内細菌ブーム。

 

 ヒトをはじめ多くの動物は、腸内細菌の恩恵を受けて健康な生活を送っています。腸内細菌は、食物の分

解だけでなく、免疫や代謝の調節、病原体の排除など私たちに有益な役割を果たしており、腸内細菌なしで

は健康な生活は送れないと言われており、腸内細菌の存在は普遍的とさえ思われています。

 

 ところがです。昨年の夏のNatureという雑誌に、

イモムシには宿主と共存するする常在細菌がいない、すなわち、イモムシの腸内には、腸内細菌がいないと

いう報告がなされたのです。

 

 すごいんです、イモムシ16科124種について調べ、イモムシの糞の微生物も調べているのです。

 なかなかできるもんじゃないですよ。124種のイモムシのウンコを採取するなんて。

 (研究者って、うんこの採取みたいに地味な仕事を毎日コツコツとやってるんです。)

 (研究上、ネガテイブな結果を出すのは大変なのです。全部調べて否定しないといけないので)

 

 じゃ、どうやって生きているのか。

 

 あの小さな口で、ちまちまと葉っぱを食いまくっているあのイモムシは、全部自分の消化酵素で葉っぱを

分解しているというわけです。けなげじゃないですか。他人(腸内細菌)の手助けを借りず、自分で食べたも

のは自分で消化し、糞を出す。見習いたいもんです、自分のことは自分でやる!

 

 この論文の著者は、ナナフシ(七節、草食性昆虫)も腸内細菌が存在せず、進化の過程で細菌からペクチン

(植物の細胞壁の繊維の一種)を分解する酵素を獲得したらしいと報告しています。

 

 どうも、イモムシ、アリ、ナナフシなどの昆虫だけでなく、脊椎動物にも腸内細菌がいないものがいるら

しいです。

 

 私は、小さい頃から、“ガ” がきらいで、見るとゾッとするんです。

 大抵の人は、チョウはきれいと思っても、ガは嫌いですよね。

 

 チョウとガは、どちらも昆虫綱鱗翅目(チョウ目、またはガ目ともいう)に分類される昆虫で、ほとんど

が「ガ」の仲間で、「チョウ」に分類されるものは鱗翅目のごく一部だそうです。

 

 一般に、チョウは昼間に活動し、ガは夜に活動し、チョウの幼虫はアオムシ、ガの幼虫はイモムシ、ケム

シというようですが、幼虫がケムシのチョウも、アオムシからガに成長するものも多く、例外だらけのよう

です。

 

“チョウ”か“ガ”か分からないイモムシが、脱皮して、夜が開けてみたら、“ガ”だったら、がっかりで

しょうね。

 

 **腸内細菌については、私のホームページ「バンダナ先生の1つ賢くなったね」コーナーの 

 “小腸のがんはなぜ少ないのか?”をご覧ください。 

 

 

 今日は、結構、真面目な話でした。

 明日は、イモムシのウンコつながりで、ウンコの話をしましょう。

No.20180316「ウグイスとシナプス」

ちょっとした勇気が必要でしたが、何事も1歩出すことが重要。今日からブログ始めます。

 

昨日、木曽川の堤防をジョギング・散歩(時々走って、時々歩く)していると、ウグイスが鳴いたので、口笛を吹いて鳴き返したところ、ウグイスがまた鳴いたので、また口笛で鳴き返して、としばらくウグイスとのバトルが----

 

(写真は、ウグイスとのバトルの場所。この草村にウグイスがいるはず)

 

しかし、ウグイスはホケキョの“ケ”がうまく出せなく、ヘタクソで、私の勝ち!

 「もっと練習すべきだ」と注意して帰ってきました。

 

今日のジョギング・散歩では、期待していたのですが、ウグイスが鳴かないので、私の方から口笛を吹くと、しばらくして1回 鳴いただけで、終了。

 

きっと、まだ、練習不足で、“ケ”が上手く出せないのでしょう。

 ウグイスだって、何度も鳴いて(練習して)、上手くなるのです。

 

         ウグイス、頑張れ!

 

 

私たちも、何事も、練習すれば、そこそこまでは上手くなれます!

 

学生諸君には、この練習は、“勉強”に相当します。

 

バンダナ先生らしく、ブログで述べる現象を生理学的に説明できる場合は説明したいと思います(時間がある時は)。

 

自分の意志で行う動作(口笛を吹く)は、運動神経が唇の骨格筋に信号を送って唇の筋肉を収縮させて口笛をふきます。脳からの信号を神経細胞が電気的に筋細胞(唇の筋肉)伝えます。

 

この時、神経細胞の末端は少し膨れていて(シナプスと言う)そこから、神経伝達物質(この場合アセチルコリン、図ではピンクの粒)が飛び出し、筋細胞(筋繊維)がこれを受け取り、唇の筋肉が収縮します。

 

脳からの信号は、電気的な伝達なので素早いのですが、シナプスから神経伝達物質が放出されるところで時間がかかります。ここを何回も練習すると神経伝達物質の流れがスムーズになりすぐに収縮するようになります(練習により、ピアニストの指が素早く動くように)。しかし、あまり長く口笛を吹いていると、神経伝達物質が消費され少なくなり、唇の筋肉が動かなくなり(疲れて)ます。そんな時は、神経伝達物質がまた増えるまで、少し休むとまた、口笛が吹けます。

 

ちなみに、血管や胃の筋肉は自分の意思では収縮せず、平滑筋と言います。平滑筋は、自律神経時(交感神経・副交感神経)によって、支配されているからです。